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【釣果情報】大分県 田ノ浦ビーチ 青物 7月18日

世間は「海の日」で三連休だったが、私は仕事で三連勤…
海の日に海を満喫できなかった分、今日はたくさん釣って海を満喫するぞー！と三連休明けの7月18日、田ノ浦ビーチへと向かった。
連休明けということで、すこしばかりは人も少ないだろうと淡い期待をする。

今回の前情報は乏しく、ヤズサイズがたまに上がっているという程度の情報のみであった。
良型の情報が途絶えているということもあり、悪い考えが過るが自分だけが違うと気持ちを高める。

何歳になっても釣り前夜は心が躍るのはなぜだろう。
気持ち高らかに3時過ぎに起床して、準備を済ませて家を出ると既に空気はどこか蒸し暑い。
前回田ノ浦ビーチに赴いてから1ヶ月近く経っており、あの頃感じた涼しさはどこかへ行ってしまった。
季節の移り変わりをひしひしと感じるが、そう、田ノ浦ビーチには堤防のすぐ近くに自販機が設置されているのである。
これから暑くなるシーズンでも手軽に水分補給が出来るので大助かりだ。

そんなことを考えながら4時前に釣り場に着くと、今回は1番乗り！
自販機を横目にそそくさと先端に向かい、無事にベストポジションを確保した。

何度見てもここからの景色は美しい。

準備をしながら夜明けを待つが、他の釣り人は一向に来る気配がない。
三連休明けだからなのか？釣れていないからなのか？
それともこの暑さのせいだろうか？笑
何はともあれチャンスには変わりない！

忙しい週末を挟んだ連勤明けの身体は少し重く、
行きのコンビニで手に取った栄養ゼリーを流し込む。

これで戦闘態勢はバッチリだ！
結局その後誰も釣り人が増えることなく、釣り場に私1人の状態での朝マズメスタートとなった。

今日のスタメンはGOODBAITのBnD163Fから。
キハダの誘い出し用のスモールプラグとして導入し、そのフックテストも兼ねてのキャストだ。

動きは上々！ツインフックでレスポンスよくクイックに動いてくれて、非常に気持ちが良い。
「リアフックだけもう1番手あげて、浮き姿勢への移行を早めるのもアリかな」なんてニヤニヤ。
色づき始めた空と動きの良いプラグに、期待感がグッと増す。

…と、ここで嫌なことに気づく。

手前10m程の表層ゴミが凄い…
よくよく見ると海水浴場側のコースロープの内側はゴミだらけ（汗）
なかなかな浮き具合である。

どうやら先日の豪雨で流れ出したゴミが漂流してたどり着いた模様。
それが潮位の上昇に合わせてロープを乗り越えてジワジワ流れ出しているのだ。
これからまだまだ潮位上がるのにこれは不味いぞ〜！（汗）

やりにくくなる前に一本取りたいので、フックテストもそこそこにいつもの
撃投ジグ105gピンクグローへと変更。

バシューーッ！と爽快にフル遠投して、いつものしゃくりで引いてくる。
潮もよく効いてフォールカウントもいつもより長い。
これは釣れそうな予感！！

…ところが現実は甘くない。
そんな期待とは裏腹に、魚からの反応は一切帰ってこない。。
かれこれジグに変えて1時間半が経過していた…
潮位の上昇に合わせてますます酷くなる浮きゴミ。

ボウズが頭を過り焦る私。。

こんなときこのままずるずると釣っていてもうまくいかないことはこれまでの経験から理解している。
そんな時はひと息ついて冷静に、休憩タイムが1番である。

ただ単にお腹が減ったとか、連勤明けで疲れているから休みたいとか、
決してそういうことではなく、経験から理解しているのだ！（笑）

今日は午後の紅茶とたまたまコンビニで目についたサーターアンダギー！
黒糖の優しい甘さと紅茶の渋みがなんともいいコンビ！
サーターアンダギーを食べているうちにボウズでも「なんくるないさぁ〜♪」という気分になってしまった（笑）

ちなみにこの「なんくるないさ」という言葉、南国沖縄の雰囲気もあってか、ただただ楽観的な意味に捉えられがちだが、
本当の意味は“挫けずに正しい道を歩む努力を続けていれば、必ず報われる日がやってくる。”というものである。

釣り人にとっての“正しい道”とはただただ投げ続けることにあると信じている。
キープキャストだ！！！！

改めて色々と手を変え品を変え試していく。
ここで急に小型のベイトの群が（小型のキビナゴ）入り出す。
と、同時に所々でで小ぶりではあるがボイルが見られるようになる。
やっときた！今が最大のチャンスだ！！

手持ちの中でキャスト出来そうな1番小ぶりなルアー、ジャクソンのピンテールサワラチューン42gをセットして投げていく。

魚は上ずっているので活性も高そう！見つけて貰えれば食わせられるはず！
ゴミをかわしながら表層一枚下を繰り返し引いていく！
食ってくれ〜！と願いながら何度も挑戦するが、最後まで行ききれない。
期待だけは絶えず持ち続けていたが、思いも虚しくここで転潮。。

潮の流れが変わったことで先ほどまでジワジワ流れ出ていた浮ゴミが一気にまとまって押し寄せてくる。
万事休す、、釣りが出来る状況ではなくなってしまった。
まさかのボウズである（汗）

満潮に合わせてベイトも入りだし、状況が良くなって来ただけに残念…
気持ちだけでもいつも楽しませてくれる海に恩返しをと、目についたゴミを軽く拾ってストップフィッシング！

帰り際、ビーチ清掃のおいちゃんとお話をすると、昨日はこの時間くらいに2本ヤズが釣れていたそうだ。
釣る人はどんな状況でも釣るものだ。さすがだ。

天気が良くても、今回のようにゴミに悩まされて思うような釣りができないこともある。
これが自然と戦うということの難しさだなと痛感しながらも帰途に就く。

しかしながら、今回の釣行で収穫もあった。
テトラの先の藻が姿を消していたり、小型のベイトへ入れ替わっていたりと季節の進行に伴う
変化を感じ取れたことだ。

夏から初秋にかけての小型ベイトを意識したライトなパターンが始まったのかもしれない。
「なんくるないさ」という言葉を胸に、釣り場に通い、投げ続けることで順応していってやる。
そんな強い気持ちを胸に、次回は必ずリベンジを果たしたい。